個人インタビュー｜株式会社MTG FORMAVITA

スタイリストから美容部員へ。スキンケア、MTGとの出会い

「私は、本当は美容部員になりたかった――」
私が生まれた地域は地方の田舎で、男性の美容部員はあまり認知がなく、周囲の理解を得られませんでした。だから、最初の就職は美容に関係のある美容室サロンを選びました。ヘアスタイルを中心に”トータルビューティ”が実現できる、と考えたんです。

美容室で4年間勤務の後に念願の美容部員になれました。だけど、高校時代から夢見ていたメイクの世界ではなく、それはスキンケアの世界でした。実はそれにはエピソードがあるんです。美容室サロンで働いているときに、お客さまとの触れ合いの中でスキンケアの大切さを教えてもらいとても興味を引かれたからなんです。

『日焼け止めは若いときから塗ったほうがいいわよ、後で取り返しがつかなくなるから!』というお客さまの言葉は今でも脳裏に焼きついています。メイクは何回でもお肌に描くことはできるけど、お肌自体は取り替えられない――それがきっかけで今後の長い人生で、若いうちからスキンケアに携わりたいと強く思うようになりました。

『美容部員１年生は有名な外資系ブランドでした。その後すぐにMTG FORMAVITAの前身であるM’s CRYSTAL※という会社に入社しました。

まだまだ新興のブランドだったんですけど、既に出来上がっているものより、挑戦し自ら創り上げられるという意味で入社当初からとても高揚感とワクワクした気持ちを持てましたね。もちろん今も現在進行中です。

※MTGの商材を扱う百貨店等の店舗の運営を担うディーラー

MTGで本当の自分らしさを見つける

いい意味で常識を覆し続けている、新鮮な場所です。だって今まで世の中になかった近未来的な機器と化粧品が融合したスキンケアを謳ったりするんですよ！そのぶん、お客さまに知ってもらうために多くの時間をかけるように意識しています。お客さまからはこれ何？というところから始まりますからね。他の化粧品ブランドとは違い、新しいお客さまがとても多いですし。

新しいお客さまは、最初は手に取り試すだけだったとしても、後日店舗に戻ってきてくれて、私の名前も覚えてくれてたりするととてもやりがいを感じます。もちろん私もお客さまの名前を、何気ない会話ややり取りを通じ、必ず覚えるようにしています。

MTGって、いつも夢を見させてくれるんですよね。ワクワクさせてくれます。漠然と思い描かれたフォルムに、どんなテクノロジーが一つ一つ詰め込まれていくのかを考えたりするとすごく楽しい気持ちになりますよ。

MTGに入社する前は、自分らしさを出せないという葛藤が常にありました。以前はファンデーションの色や髪の色まで指定され、なりたい自分になれず、すべてが決められた中での仕事でした。でも今はとても自由。なりたい自分になれる。とても開放感に満ち溢れています。だから毎日が楽しい、接客も楽しい。一緒に働く人たちも最高です。私はいつも通勤の電車で今日メンバーにどんな面白いことを言おうかなって考えてます(笑)